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('、`*川青い夏のようです   2009.05.04


あの人と初めての出会いは入学式だった

黒いスーツ 焦げ茶色のネクタイ
何だか、キツそうだなぁって見てた


('、`*川青い夏のようです



从'ー'从「ペニちゃ~ん、また一緒のクラスだったよぉ」

('、`*;川「また、あんたと一緒なの!?」

クラスが張り出された掲示板を見て、私は安堵と驚愕の入り交じった溜め息をもらした


('、`*;川(10年間クラスが同じって絶対変よ……でも、渡辺と一緒か)

从;ー;从「~~~」



('、`*;川「ああ、私も渡辺と一緒でうれしいわよっ」

从*'ー'从「!わぁ~いペニちゃんだいすきぃ~!」

張り付く親友を剥がしながら、私たちは新しいクラスに入っていった、


ガラリと新校舎にしては扉が軋む白衣をきた男が入ってきた

(´・ω・`)「えーと、僕がこのクラスの担任のショボンだよ。風紀を乱す子は放課後トイレでアッー!だからね」

髪の長い中年…とまではいかないが若くはない、変態が入ってきた


('、`*;川「うわぁ…」

入学早々、完璧に変態か…
これからの学園生活が目に浮かぶなぁ…




从'ー'从「面白そうな先生だねぇ~」

('、`*;川「…………え?」



(´・ω・`)「あっー皆静かに。未だ紹介してない人がいるから」


ガラリとちょっと古い扉を開けて入ってきたのは、とても背の高い、厳つい人

( ФωФ)「…教育実習生の、杉浦ロマネスクだ。よろしく頼むのである」


('、`*川(…あ)

黒いスーツ 焦げ茶色のネクタイ 入学式でみたあの人だ




(´・ω・`)「彼は教育実習生だから、後期の前には戻るよ。つまり、始業式までね。
まあその時まで彼から色々教わっておいてね」

(;´ФωФ)「……」

('、`*川(……緊張してます感ですぎ…)


ζ(゚ー゚*ζ「せんせぇ~!しっつもん!

甘い、スイーツ(笑)みたいな声が後ろから響く
現在3股ちゅうのデレさんだ

(;ФωФ) 「な、何であるか?」

ζ(゚ー゚*ζ「今の政治について一言」

(;´ФωФ)そ

(;´ФωФ)「ええー…」


ζ(^∀^*ζ「あはっ!じょーだんでry
(;ФωФ)「そ、そうなのだな、我輩は薔薇乙女よりもひぐらしのほうが…………え?」

教室が静まり返る
誰一人、言葉を話さない。
杉浦先生はいまだテンパってるようだ


('、`*川(あちゃー…やっちゃったなぁ…かわそ)

('、`*川(あんなこと答えたらいくら教育実習生でも威厳なくなるでしょ…)


(;´ФωФ)「あうあう…」


ガタン!
誰かが椅子から勢い良く、立ち上がる




( ^ω^)「ブーンもひぐらし好きだお!一緒だお!」

('∀`)「お、俺もひぐらし好きだぜ!長門が嫁だけどさ」

(* ´∀`)「……みなみけ」

一部の男子が立ち上がって、杉浦先生の方に集まっていく。



(*´ФωФ)「…皆、我輩は…ありがとうと言うべきであるな。」

('、`*川(…………なんだこれ)


それから、杉浦先生はクラスだけじゃなく、学年レベルで人気者になっていった。


从'ー'从「ペーニちゃん、一緒にお弁当食べよう~」



('、`*川「…え?…あ、そうね、食べようか」


渡辺のちょっと舌足らずな言葉で我に帰る

从'ー'从「…何考えてたのかなぁ?

('、`*川「…いや、えと」

ふと気づく、私、なにを考えていたんだろう

从'ー'从「ふふふ~忘れちゃったの?」


黒いスーツ


('、`*川「まあ…いいわよ。早くいこう」


焦げ茶色のネクタイ


カンカンカンと非常階段特有の音が耳から嫌でも頭の中にまで響く

('、`*;川「何処まで上がるのよ…」

从'ー'从 「もうちょっとだよ~体育館裏の屋上にでるんだ~」

('、`*;川「いつの間にそんなとこ…」

从^ー^从「ひみつ~。すごいとこなんだよ~!あ、着いたよ!」

渡辺が腕を広げてクルクル回ってる
確かに、凄い。学校から近くの商店街まで一望出来る



('、`*川「…………」

('、`*川「…ありがとう、渡辺。スッゴい綺麗ね」




敢えて目を会わせないように
小声になってしまったけど、お礼が言いたかった。


('、`*川(でも、あまり回ってるとお弁当落としそうね…)


从'ー'从「あ~ペニちゃん、玉子焼きちょーだい~」

('、`*川「はいはい…落とさないでよ」

床に座り、渡辺とお弁当をとりかえっこする
10年間ずっとこうだ


('、`*川「……あ」


職員室のテラスが見える。
教職員がタバコ等を吸うところだ


( ФωФ)y-§

(*ーωー)「ふぅ…」


('、`*川「…杉浦先生タバコ吸うんだ…」

从'ー'从「え~?」

('、`*川「あ、なんでもない」


眉間のしわ


('、`*川(…丸い、煙だ)


広い肩幅


どきん


('、`*川(…どきん?)




('、`*;川「はあ!?」

ないないないない
第一接点も無いじゃない
喋ったこともないじゃない
目があった程度だし…猫目だっただけだし……


从'ー';从「ぺ、ペニちゃん?大丈夫~?」

渡辺の声さえも聞こえない
と言うか、頭の中がぐるぐるする

从'ー'从「………やっぱり」


('、`*;川「えっ?」

从'ー'从「…ううん。5時間目始まっちゃうよ~」

渡辺の言葉と同時に余鈴がなる

('、`*;川「あっ、食べなきゃ!」



从'ー'从「…ふふ~ごちそうさま~」

渡辺が食べ終わったお弁当箱をピンクのミニ手提げに入れて、立ち上がった

('、`*;川「え…ちょっとおいてく気!?」

慌てて食べるが、本鈴には間に合わない気がする

从'ー'从「ごめんねぇ~私宿題やってないからクーちゃんに写させてもらってくるね~」


薄情もの!
そうは思うが仕方ない。
食べない私が悪いし

とりあえず、目の前の敵(巨大コロッケ(渡辺作)を倒そう


('、`*;川「…急いで食べたら気持ち悪くなってきたような……」


誰もいない渡り廊下に私の声が響く
そして、今の時間はもう5時間目始まってる。

('、`*;川(でたほうが良いわよね…)


渡り廊下を通り階段を今まさに降りようとした時

(`ФωФ)「こら、サボりは良くないのである」

一瞬、何かが止まった。
まばたきかも知れない。
心臓かも知れない。
時間かも知れない。

そんな臭い表現が頭に浮かんだ


('、`*;川「あ、あの遅れちゃって…」

(`ФωФ)「…見なかったことにするから、早く行きなさい」



('、`*川「…あ、ありがとうご


急に喉の奥に酸っぱいモノを感じた
あれ?って思った瞬間、私は床に座り込んでいた

(;´ФωФ)そ

(´;ФωФ)「大丈夫であるか!?」

( 、 *川 「………大丈夫で、す」

でも立てないと言おうとした瞬間、私は宙に浮いていた

('、`*;川「っうぇあ!」

(;`ФωФ)「すまんが、緊急時なのでな!ちょっと走るぞ!」

いつもは30センチ近く離れてた顔は、いつの間にか10センチ差になっていた


走ってるから振動は凄くて、結構気持ち悪いけど、なんだろう… すごく恥ずかしいけど…

('、`*川(……嬉しい…?)


('、`*川(…心、臓の、音だ)



ジャバジャバ
保健室の水道から水が溢れる

冷たい 熱い
どっちなんだろう

('、`*川「…あの、ありがとうございました。運んでくださって」


( ФωФ)「いや、我輩はもう授業が終っていたから大丈夫である。それより、伊藤は大丈夫であるか?」


名前を呼ばれるだけで胸が痛くなる。

('、`*川「だ、大丈夫です」

( ФωФ)「そうであるか」


('、`*川「……」

( ФωФ)「……」


空気が、重い…
こういう時に渡辺がいればなぁ…


('、`*川「あの…杉浦先生はタバコ吸うんですね」

話題がなく、つい言ってしまった



(´ФωФ)「…教育実習生は、あまりしてはいけないことなのだよ」

(´ФωФ)「だから、我輩と伊藤だけの秘密なのだ」

ポスンと保健室のベッドに座る
釣られてわたしも隣に座ってしまった。

距離は近い
顔が熱い

('、`*川「秘密…ですね」


杉浦先生は少し微笑んで、その大きな手で私を撫でてくれた


体育館裏の秘密の屋上で、私たちはまた座り込んでいた

从'ー'从「えぇ~…何もなかったの~?」

('、`*川「ないわよ。…大体、私あんたに相談してないと思うんだけど…」

从'ー'从「…親友なんだからわかるにきまってるよ~」

('、`*川「渡辺…」

('、`*川(ちょっとじーんときたわ…)



从'ー'从(…量が足らなかったのかな♪…次は人工呼吸とか~)



夏は、まだまだ先のことのようです



お題
・体育館裏で
・始業式
・出会い

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