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( ^ω^)のアナルにコードが刺さったようです   2008.12.31

( ^ω^)「アナルにコードが刺さったお」

彼のエネマ穴からは、回虫のように白く輝く細いコードが伸びていた。
そのもう一方は彼が手に持つ携帯電話にどのような理屈かはしらんが繋がっていた。

菊門に異物が挿入なんて事になれば、常人ならば慌てふためくか快楽に身を捩らせるかのどちらかだと思うが、
この前面に惜しげもなく卑猥な形状の口をさらけ出している微笑み青年は、そんな無様な真似はしなかった。

( ^ω^)「とりあえず携帯いじるお」

先程一行目の台詞からして彼が自分の意志でにゅぐりと差し込んだ訳では無さそうであったが、
彼はとりあえず、そのコードのもう一端、彼とコードで連結されている、
言わば運命共同体。傷が至る所についている、
年季の入った携帯電話をぽちくりぽちくりやり始めた。

( ^ω^)「設定いじるお。内藤ホライゾンの設定ができてるお」

彼は携帯電話をまるで自分の何々をさするかの如く、優しく優しくいじくりいじくりした。

携帯電話は絶頂に達したのか、背面のWINロゴをいやらしく赤白ピンクに明滅させながらバイブレーションした。
ぶるぶる。そのマグニチュード1.2程度の振動はコードを伝わって、
彼のエネマ穴の中にあるもう一端をぶるぶると震わせた。

その快楽の波は前立腺を刺激した。ぶるぶる。
彼は放尿しながら逸物を起立させた。とんだ変態である。

( ^ω^)「内藤ホライゾンの設定を変えるお。身長……476mにしてみるお」

彼は巨大化した。どこぞの本ではそれだけ巨大な生き物だと自重に耐えきれなくなり、
そして自壊して死ぬなどと講釈を垂れていた気がするが、そんな事はこのフィクションの中では関係ない。


彼の逸物が作り出す影が街に被った。

それに気付いたある女が上を見上げると、白濁液が自分の真上に来ていたそうな。
彼女は大量のおたまじゃくしの中で溺れ死んだ。
凄惨な光景だった。女の彼氏は怒りのあまり発狂した。

( ^ω^)「こいつぁ楽しいお。プロフィールの欄も変えてやるお」

彼はプロフィールのページを開くと、水瓶座を乙女座に変えた。
隣に自分ができた。とりあえずハイタッチをした。へーいやったね兄弟よ!
その時に生まれた衝撃波で、また537人死んだ。らしい

( ^ω^)「俺内藤ホライゾン」
( ^ω^)「俺西川ホライズン」

( ^ω^)「なんかややこしいから変えるお」

彼は血液型をAB型にした。西川がA型に。内藤はB型になった。
けどどうという事もなかった。


( ^ω^)「内藤よ。俺はA型になった。故に」

( ^ω^)「聞けば日本人におけるA型の割合は四割程だと聞く。なので僕はこれからおいどんを頭とする日本村を作る」

( ^ω^)「何故ならば今A型の中で一番大きいのはあたしだから。みたいな」

そう言い放った彼は、北海道目指してのしのし歩いていった。

その時、邪魔な雑草を払いのける要領で東京タワーをへし折った。白い部分から横に倒れた。
破片が飛んだ。彼を頭とする日本村住人予定の倭人共がその影響で100人ほど死んだ。
その中にはA型の人間が40人ほどいた。

( ^ω^)「我が分身は北海道へ行ってしまったお」

( ^ω^)「だけどあっちは秋田の方角だお。彼は無事にたどり着けるのかお」

彼は片割れを心配しつつ、自分が巨大化する時、同時に大きくなった携帯電話を握りしめた。
携帯はその甘く苦しい甘美な締め付けにたまらなくなったのか、また弱々しくバイブした。

彼は携帯のバイブに反応し、画面をまっこと聖人としか言えないような深く透き通った目で見やった。
だが彼は常に笑顔で目は細くなっているので、
彼の眼が茶色だと言うことを知る者は私とあなただけである。
二人の秘密だよっ☆

( ^ω^)「新着メールが来たお。西川からかお」

( ^ω^)「田沢湖にはまって動けなくなったらしいお。馬鹿だお」

彼はメールを返した。「うつけたわけばーか」

だがそれが僅か一秒程後、悪魔から帰ってきた事で、
彼はメールが西川に届いていない事を理解した。
苛立ちのあまり、携帯を国会議事堂に投げつけた。

議員達は避難した後だったので、死んだのは国会議事堂の庭に生える都道府県の木々だけであった。

( ^ω^)「悪魔に魂を売ったか」

( ^ω^)「なら僕は天使に会おう」

彼はしゅわっちの体制をとり、ほっぷすてっぷじゃんぷとリズムよく弾み、大気圏に突入した。
素っ裸で、けつからコードを出したまま。

反対側についていた携帯電話は電池切れで、今は省エネモードになっている。

それを見た彼は、アナルに差し込まれたままのコードをぐりぐりとさらに奥まで押し込んだ。

携帯が充電モードになった。彼は微笑んだ。携帯はその微笑みに濡れ、リチウム電池から体液を垂れ流した。
携帯は逝った。その死に様は彼の脳に特に影響は与えなかった。
それでもその時の携帯の様子は、幸せな死に画面だったという。

携帯のいなくなったコードなんかいらない!彼は無理やりアナルからコードを引き抜いた。

( ^ω^)「ひぎぃ。らめぇ」

抜いたコードはそっと結んで、日本海溝に投げつけた。津波が起きた。東アジアが海に沈んだ。
でも日本は島国なので、津波の上を楽しげにサーフィンしているのが見えた。
竜をあしらった巨大過ぎるサーフボードの上には、一億人余りのサーファー達がいた。
皆なかなかの腕前であった。

( ^ω^)「さらば携帯。また会う日まで」

光速に近い速さで彼は慣性だけで宇宙空間を飛んでいた。
最初は息を止めていたが、そのうち我慢しきれなくなり息を吸った。
別にどうという事は無かった。

( ^ω^)「僕の夢は空を飛ぶことだったお」

( ^ω^)「だけど今は宇宙を飛んでるお」

( ^ω^)「これは夢を越えて現実になったな。ぬばらしい」

満足げに彼は叫んだ。真空中だったので音はでなかった。
その時の勢いで彼の口から飛び出た飛沫は、惑星シリウスまで果てしない旅を開始した。

( ^ω^)「ぶーん」

火星の火でバーベキューをして腹ごしらえをした後、木星のガスの臭いにふぐりをまげ、
土星のわっかでマラソンをして、天王星を蹴っ飛ばしてリフティングをして、海王星の水を飲んで喉を潤した。

準備万端でたどり着いたのは銀河系の最末端、冥王星であった。

彼は冥王星をつまみ上げると、いつの間にか太陽以上に膨れ上がった彼の体の中央に鎮座する、
へその中にそれを押し込んだ。あはぁん。
冥王星は暗いツボだか階段だかを通ってどこかへ行った。

果て無き宇宙を旅するうちに、彼はこう思った……。
終わりのない終わりに向かって行く行為程馬鹿げた事もない。
そんなのはわっかの中を延々と飛び続けているような事じゃないかと。

( ^ω^)「僕はなぜこんな所に来たのだろう」

( ^ω^)「そうだ。天使に会うためだったんだお」

彼の脳裏に、かつて恋い焦がれた女性の顔がちらついた。
そうだ彼女は僕の天使。安息の地。
彼女の横がこそ僕の終わりに相応しい。

思いたったが吉日。彼はとんぼ返りをした。
気まぐれで、背泳ぎをしながら地球に帰還した。
ゴールする時、彼は勢いよく地球にタッチした。地球は爆砕した。たっち。ぼかん。スイーツ

( ;ω;)「おーん。地球が僕の目の前で爆砕したおー」

( ;ω;)「その時の破片が目に入って痛いおー」

彼は幼子のようにしゃっくりあげながら目を押さえてさまよった。
その時太陽に躓いた。右足小指を火傷した。
その拍子に彼の持病である水虫が消滅した。

久しぶりに得る開放感に、彼は喜んだ。

( ^ω^)「wwみwwなwwぎwwっwwてwwきwwたwwww」

( ^ω^)「今なら何でもできるお」

とりあえず放屁した。身も少しでた。
腹の中から解放された冥王星は、悪態を吐きながら元の位置へ戻っていった。
彼の出した屁という名のガスは固まって冷えて地球になった。

指で表面をつねったりひっぱったりして弄んでいるうちに、大地が出来た。

( ^ω^)「地球創造うめぇwwwwww」

彼が唾をつけてぺしぺし叩くと、そこにでっかいへこみができて、唾が溜まった。
そこに変な生き物が沸き始めた。いちいち潰すのも面倒なのでほうっておいた。
その変な生き物は脱皮を繰り返して、しばらくしたら人間ができた。
その中に自分そっくりの人間を見つけた。西川だった。

( ^ω^)「よう西川。メールは届いたかお?」

( ^ω^)「メール? 見てないなぁ」

( ^ω^)「なら見せてやるお」

( ^ω^)「うつけ? ひどい言い方だなwww訂正はしないがwww」

( ^ω^)「そうだ。新しい携帯買ったんだ。見ろよこの新機能……」

話が長くなりそうだったので西川を置いて彼は歩き出した。
西川は朗らかな人物になっていた。いやぁ、自分の分身に会えてよかった。

そうだ。新しい地球には例の彼女がいるかもしれない。探してみよう。

夕暮れが近い中、カレーの匂いがする中を彼は走っていた。
ちょっと洒落た服を着込んで、手には花束を持って。

街中を歩いて行ったら、東京タワーがよく見える喫茶店に、彼女はいた。
彼は満面の笑みを称えながら彼女に手を振る。
彼女は恥ずかしがりながらも、小さく返事を返してくれた。

喜び勇んで、喫茶店に走り寄った。と、その時、辺りが暗くなった。
途端に喫茶店の真上に白い粘着質な液体が覆い被さった。
彼の目の前で彼女はおたまじゃくしの中で溺れ死んだ。凄惨な光景であった。

彼は突然の出来事に反応出来ずにいた。
空を見上げると、50mはあろうかというビックマグナムをそそり立たせた巨大な男がいた。

西川ホライズンその人であった。

自分がただの人間である事も忘れて、彼は巨人に殴りかかりにいった。

その時あたりに、ばごぉん。と、耳をつんざくよな爆音がなった。
耳から血を流しながら彼が最後に見たのは、なぜか二人に増えた巨人が、ハイタッチをして喜んでいる光景だった。

( ^ω^)「俺西川ホライズン」
( ^ω^)「俺内藤ホライゾン」


そして話は最初の方に戻るのだ。


おしまい

COMMENT

カオス+哲学+輪廻=プライスレス

2009.03.10 | URL | #- [ 編集 ]

プライスレス!
こんなにもカオスなのに上手くまとまってると思うんだよこの話
地の文とのバランスで、テンションが高すぎというわけでもなく読みやすいし、面白い

2009.03.10 | URL | K. #Ao2/Iifk [ 編集 ]

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