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( ФωФ)はでぶねこのようです   2008.06.27


( ФωФ)はでぶねこのようです

~俺は一人暮らしがしたいんだ! 猫のケンカはバケツで水編~   _
(#゚∀゚)「るっせーんだよこのしょぼくれ顔!!」

(´・ω・`)「親に向かってその口のききようは何だ」
  _
(#゚∀゚)「もう俺だって18なんだ、何しようと俺の勝手だろ!」

(´・ω・`)「いいや、そんな事言ってる内はまだ子供だ」
  _
(#゚∀゚)「だああ、知った風な口きくんじゃねぇよ!」



父の襟首をひっつかみ、大声をあげる兄。

一見すれば落ち着き払ったその仕草が、
兄の怒りを増徴させていると気づいていないKYな父。

おろおろするばかりの私。





何が起こったか三行で
   _
・( ゚∀゚)『一人暮らしがしたい』
・(´・ω・`)『ダメ』
・兄キレる


  _
(#゚∀゚)「なんでそんな余裕かましてんだよテメー!!」

(´・ω・`)「大声を上げたところで何の解決にもならんからだ」
  _
(#゚∀゚)「~~っとにムカつくしょぼくれヤローだなオイ!!」

ノハ;゚⊿゚)「お兄ちゃんやめろ、父さんから手を離せ! 父さんも落ち着いて!」


飛び交う罵声。
食卓に叩きつけられた兄の拳、衝撃で茶碗がゆれ、湯飲みが倒れ、床に落ちる。

激昂する兄。
手当たり次第の皿を、父の足元へ投げつける。
直接当てない辺り、まだかすかに理性が残っているのか?
破片が足首を掠めたらしい、父の脚には紅いすじ。


止めて欲しい。お願いだ。
必死の思いで兄のジャージの裾を握りしめれば
  _
(#゚∀゚)「うるせーっつってんだろ!」

ノハ;>⊿<)「きゃあっ」

(#´・ω・`)「ヒート! ジョルジュお前、妹を!」

突き飛ばされた。振り払われた。

涙でにじんで視界がぼやける。
ダメだ、止められない。怖い。二人が二人じゃないみたい。
あのヘタレ兄が私を突き飛ばすなんて。

どうしようどうしようどうすればいい?
やめろお兄ちゃん、やめてくれ父さん。喧嘩は私は大嫌いなのに、いつもはあんなに仲良しなのに。
始まりは些細なことだったのに。

誰か たすけて

 Λ__Λ  
( ФωФ)「……………」

歪んだ不明瞭な視界の中でも、はっきり目立つ黒い塊。
戸棚の上で寝ていたはずの、彼がむっくり起き上がる。
殴りあい喚きあう二人にちらりと視線をよこし、ゆうゆうと大きなあくびを一つ。



次の瞬間、全身のありとあらゆる肉に力を漲らせ、少しばかりの助走と共に、

体重5㌔の生ける砲弾、思いっきり飛び出した。



着地予想点、それは、父の襟首掴んだ兄の、

軽く屈めたその背中。

それはさながら最終兵器、いや、我家の、

     最 重 兵 器 。


ノハ;゚⊿゚)

(;´・ω・`)
  _
( ∀ )   ゚ ゚



ぎっくり。

そう、確かに聞こえた。
ああ、ぎっくり腰ってほんとに音が、するんだなあ……


白目をむいた兄を介抱すべく、その場は一時休戦となった。
床でのたうつ惨めな兄に、詳しい話を聞いてみれば、

『恋敵が一人暮らしを始めたことを自慢してきたので、負けたくなかったから』

さすがの私も、開いた口がふさがらない。

兄も頭が冷えたのか、
一人暮らしの話はもう、言い出すことはなかったとさ。

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