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( ´_ゝ`)兄者の嫁者と娘者達のようです(´<_` )   2008.08.18

ζ(゚ー゚*ζ「カラスが鳴くから帰りましょー♪」

ξ゚⊿゚)ξ「早く帰らないと、ママに怒られちゃうわよっ」

ζ(゚ー゚*ζ「あ・・・お姉ちゃん、あそこにいるのパパじゃない?」

ξ゚⊿゚)ξ「え?」

ζ(゚ー゚*ζ「パパー!」

ξ゚⊿゚)ξ「あっ、デレ!ちょっと待ってよ!」


(   )

ミ(´<_` )「ん?」

ζ(゚ー゚*ζ「パp・・・あれ?」

ξ゚⊿゚)ξ「もう!急に走らな・・・
あっ・・・弟者おじちゃん!」

(´<_` )「やあ、ツンにデレじゃないか。久しぶりだね」




( ´_ゝ`)兄者の嫁者と娘者達のようです(´<_` )





夕焼けが染めたオレンジ色の道を、2人の姪にはさまれながら歩く。

ツンとデレは俺の双子の兄、兄者の子供だ。
甲斐性なしで間の抜けた兄者が、いまや立派に所帯を持って
2人の子供までいるというのだから驚きである。
しかも生まれたのが双子だったのだから、不思議な偶然もあるものだと素直に感心した。

ツンとデレを見てると、俺と兄者の小さかった頃を思い出す。
昔もこうして日が沈む時間まで、2人で夢中になって遊んだっけな。

ξ゚⊿゚)ξ「もう、デレったら弟者おじちゃんとパパを見間違えて、いきなり走っていっちゃうんだから。
デレのおっちょこちょい!」

ζ(゚ぺ;ζ「だ、だってパパと弟者おじちゃんってそっくりなんだもん。
お姉ちゃんだってこの前間違えてたでしょ」

ξ;゚⊿゚)ξ「なっ!・・・そそ、そんなことないわよ!」

(´<_` )「あはは。ツンとデレだってそっくりだよ。双子ってそういうものだ」

ζ(^ー^*ζ「えへへへ」


そんなことを話しながら歩いていると、もう兄者の家についた。
嫁さんの実家が経済的に裕福だったらしく、一戸建てを買って核家族で住んでいる。
今日は休日なので兄者も家にいる筈だ。
元気よくドアを開け玄関に入っていく2人の後ろに続き、俺も上がらせてもらう。

ξ゚⊿゚)ξ「ママー、ただいま!」

ζ(゚ー゚*ζ「パパ~!弟者おじちゃんが遊びに来たよぉ!」

(´<_` )「お邪魔しm」

玄関にて奥さんか兄者が顔を出すのを待とうと思っていた矢先

ドダダダダダダ

廊下の奥から物凄い勢いで何かがこちらへ向かってくる足音が響いた。
突き当たりの廊下から姿を現したのは兄者。何故か奥さんのペニサスを抱え突進してくる。

(;´_ゝ`)「うおおー!!」

(´<_`;)「兄者!?」

焦った表情の兄者とは対照的に、兄者の嫁者ことペニサスは
お姫様抱っこをされながらのほほんとした様子で俺に挨拶をしてくる。

('、`*川「あら~、弟者君じゃない。いらっしゃ~い」

(;´_ゝ`)「おお、弟者久しぶりだな!ちょうどいい、妻と娘を頼んだぞ!」

(´<_`;)「はぁ!?ちょ、待っ・・・!」

状況が飲み込めないまま混乱する俺にペニサスを手渡した後、
ツンとデレを両脇にかかえ一緒に家の外へ放り出すと
兄者は再び廊下を全力疾走で引き返して行ってしまった。わけが分からん。
ツンとデレも急な出来事にぽかんと口を空けている。

(´<_`;)「ペニサスさん、一体何事だ?」

('、`*川「それがね~、天ぷら揚げてたら火が勢いよく燃えあがっちゃって」

(´<_`;)「何!?ちょ、俺も行ってくる!」

先ほどの兄者の焦りまくった形相から、
俺は現場が大変な惨事となっているんじゃないかと想像した。
慌てて、現在火と奮闘しているであろう兄者の元へ向かう。


(;´_ゝ`)「熱い!熱いよ!!」

兄者は台所でテーブルクロスを振りかざし火にかぶせているところだった。
思ったより火の勢いは大きく無いようだが、それでも爆発でもしたら大変危険だ。

(´<_`;)「兄者!消火器は!?」

(;´_ゝ`)「だ、誰だ貴様!ドッペルゲンガーか!」

(´<_`#)「ふざけてる場合じゃねぇだろ」

(;´_ゝ`)「すいません玄関の靴箱のとこです・・・」

消火器を取りに再び玄関まで走る。
というかさっきわざわざペニサスを玄関まで運んで行ったんだから
その時に消火器持っていけよ兄者。

(´<_`;)「オラ、そこのけ兄者!」

ブシュワアアアアアアアアア――

(;´_ゝ`)「ぶるすこふぁー!」

消火器の安全栓を抜き、ノズルを火元に向けてレバーを引く。
勢い良く発射された消化薬剤が兄者ごと部屋を白く包んでいった。

( ´_ゝ`)「燃えつきたぜ・・・真っ白にな・・・」

数秒後、視界が晴れると同時に姿を現したのは
火の収まったコンロ台の前で体の半分を白く染めて立ち尽くす兄者。

(´<_`;)「・・・ったく、着いた途端これかよ」

大事にならなくてホッと胸を撫で下ろす。


・・・まあ、
真っ先に妻の安全を優先して1人火を消しに走った兄者の姿は
妻思いな亭主、かつ父親らしく俺の目に映って、結構かっこよかったけれど。

ドアを開けて家から出てきた俺と兄者に向かって、
心配そうな顔をしたツンとデレが駆け寄ってきた。

ξ;゚⊿゚)ξ「あっ!パパ!弟者おじちゃん!」

ζ(゚ー゚;ζ「もう大丈夫?火は消えた?」

( ´_ゝ`)b「大丈夫だよ!鬼に金棒、パパに弟者おじちゃんだから」

(´<_`;)「なんだそれは」

('、`*川「あやうく火事になるところだったわね~」

(;´_ゝ`)「おお、そうだペニサス、火傷とかしてないか?」

('、`*川「平気よ~慣れてるもの~」

(;´_ゝ`)「よかった」

(´<_` )「・・・」

妻の安否を確認しホッと胸を撫で下ろすその姿に、
なんとなく俺は、初めて兄者が家にペニサスを連れてきて、彼女を紹介した日のことを思い出した。

( ´_ゝ`)「大切な人が出来たんです!」

胸を張ってそう宣言する兄者。
その隣には、なかなか悪くない容姿の、むしろ美人と言っていいほどの女性が立っていて
恥らうように赤く頬を染めている。

あまりの衝撃発言と光景に、俺と父者と姉者と妹者は「な、なんだってー!!」と叫ぶ前に
一瞬にして7mほど吹き飛んでいた。
比喩でもなんでも無い。
現実かどうかを確かめる手段として母者が咄嗟にその豪腕を振ったのである。

飛ばされた先のタンスに盛大に頭をぶつけ、激痛に悶えながら俺は叫んだ。

(´<_(#)「大変だ母者!痛い!物凄く痛い!!」

@@@
@#_、_@
 (  ノ`) 「と、ということは・・・夢じゃねえええええEEEEE!!!」


ちなみに兄者はその豪腕が届く前にペニサスを抱え、
一目散に家から逃げ出しダメージを回避していたという事実がまた家族を驚かせた。

あの日、大切な人が出来たと家族に告げた真剣な兄者の顔。
妻と娘を前にした今の兄者の背中には、あの時の思いがそのまま詰め込まれているのだろう。


(;´_ゝ`)「今度から油にポン酢は入れないでくれよ?危ないから」

('、`*川「分かったわ~。ごめんなさいね、不器用で」

(*´_ゝ`)「気にしてないさっ!ドジっ子新妻かわいいよハァハァ」

('ー`*川「やだ兄者ったら、うふふふふwwww」

(*´_ゝ`)「うへへへへへwwwww」

「ぶひひひひwwww」(*´_ゝ`)人('ー`*川「うふふふふwwwww」

ζ(゚皿゚ζ「うぜええEEEEEEE!!!」

Σξ;゚⊿゚)ξ「「!!?」」Σ(´<_`;)

ζ(^ー^*ζ「もうっ、パパとママったらラブラブなんだから!」

(*´_ゝ`)「「いやあっはっはっはっは」」('ー`*川

ξ;゚⊿゚)ξ「「・・・!?」」(´<_`;)

家を訪れて早々トラブルに巻き込まれ焦ったが、なんとか大事に至らず一件落着し、
その日は兄者の家で夕飯を御馳走になって帰ることになった。

夕方7時。6人がけのテーブルにペニサスの料理が並ぶ。

コンロ台が消化薬剤で大変なことになったのと、兄者が心配して止めたので
天ぷらはその日のメニューから外され、
そのかわり美味しそうな香りとともに湯気をたてるシチューと、
綺麗に盛り付けられたサラダが大皿に乗せられた。

ペニサスが2人分のコップにビールを注いでくれて、
ツンとデレは互いに苦手な野菜を押し付けあって兄者に笑われている。
和やかな食卓風景に、俺も心が温まるのを感じた。

(*´_ゝ`)「それでなー、ツンとデレったら、俺に似てすっごく賢いんだ!」

('、`*川「目元や顔立ちの魅力的なとこは、私にそっくりだものね~」

(´<_` )「親バカ乙。つか似てないだろどう見ても・・・」

ξ゚⊿゚)ξ「ねぇねぇ、パパ」

( ´_ゝ`)「ん?なぁにツンたん」

食事の時間も終盤の頃、嫌いなトマトをやっと食べ終えたツンが唐突に兄者に尋ねてきた。

ξ゚⊿゚)ξ「パパとママはどんな風に出会ったの?」

( ´_ゝ`)「えぇ?いきなりだな」

ζ(゚ー゚*ζ「デレも聞きたい!」

恐らく、少女漫画やドラマなどで見るようなロマンティックな出会いの場面を想像しているのだろう。
こんな年でもやはり女の子。
恋の話に興味津々といった感じで、ツンとデレはキラキラと目を輝かせている。
しかし俺が知るかぎり、この2人の出会いはロマンなんていう物とは程遠く・・・

ワクテカ+ξ*゚⊿゚)ξζ(゚ー゚*ζ+ワクテカ

(*´_ゝ`)「そうかそうか!そんなに聞きたいかあ~。どうする?ペニサス」

(´<_`;)「お、おい兄者」

('、`*川「んっふふふふ、おませさんね~。いいわ、聞かせてあ・げ・る」

少し酒も回っている兄者とペニサスは上機嫌で、気持ち悪い笑みを浮かべながら口を開きはじめた。

(*´_ゝ`)「そう、あれは数年前のある日。
2人がまだお互いを知らなかった頃、SM専用サイトのMが集まる掲示板で・・・」

ξ゚⊿゚)ξ「えむ?」

('、`*川「私はいつものようにPCを起動すると、真っ先にお気に入りからその掲示板を開いたわ。
画面をスクロールし、目新しいHNの書き込みを見つけたその瞬間、
一瞬で心を奪われてしまったの!
その書き込みからは、私のマゾ心を極限まで惹きつけるオーラが溢れ出ていたわあ・・・」

ζ(゚ー゚*ζ「まぞ?」

(*´_ゝ`)「その書き込みこそがパパが電波に乗せてママに送った最初のラブ☆レターとなり、
以後掲示板で意気投合した2人はM属性同士、
お互いに恋の炎を燃え上がらせたのさっ!」

('、`*川「まさに運命の出会いってやつね~」

ξ゚⊿゚)ξ「・・・???」

どう見てもただの変態です本当にありがとうございました。

なにが運命の出会いだ自分の娘の前でアブノーマルな単語連発しやがって
普通に考えて教育上よろしくないだろ。この夫婦頭脳がマヌケか?

放っておくと調子に乗り出しそうなので、すかさず俺が制裁に入る。

(´<_`#)「くおぉら馬鹿兄者とその嫁!子供の前でそんな話s(ry
ζ(゚皿゚#ζ「この汚らわしい豚どもめ!今すぐ跪いて女王様とお呼び!!」



( ゚_ゝ゚)(゚、゚*川(゚<_゚ )ξ゚Д゚)ξ

ζ(゚皿゚#ζ「にしおかぁ~!すみこだよおおお!!」

ビシッ!ビシッ!!

いつの間にかデレはテーブルの上に仁王立ちし、恐ろしい形相で
どこかから取り出した鞭を激しくテーブルに叩きつけていた。

あれれー

(゚<_゚;)「お・・・おい兄者?子供に何教えてるんだ馬鹿野郎!!」

まさかこの家・・・もう手遅れ?
実の変態兄とその変態嫁によって、
アブノーマルな非日常が既に家庭内に浸透してしまっているのだろうか?
そんな想像を頭の中で展開させ、軽蔑しきった目で隣の兄者を見ると

(;゚_ゝ゚)「あば、あっばばばばば!
デレたんが、俺の可愛いデレたんがS女王様に!?
そ、それはそれでいいかも!!?」

などと真っ青になりながら叫んでいる。

ξ;TДT)ξ「あ~ん!いつものデレじゃないー!!」

ツンはパニックになって泣きだすし

('Д`*川「ハァハァハァハァ・・・もっと罵ってくださいませ女王様~!!」

ペニサスは体をくねらせながら気持ち悪いセリフを吐いている。

和やかな食事風景は一転して混沌と叫喚の地獄絵図に・・・

ビシィッ!

ζ(゚皿゚#ζ「お黙り!豚が人間様の言葉を喋るなんて生意気よっ!
豚は豚らしく、ブヒブヒと鳴きなああ!」

(;゚_ゝ゚)(゚<_゚;)「「「「ブヒイイイイイイ!!!!」」」」ξ;TДT)ξ('Д`*川



・・・・・・・・・・・・・・


・・・結局、デレのあの豹変ぶりはTVで見た芸人の影響だと分かり、
(最近の芸人はなんて過激なネタをするんだ)
悪魔払いでも呼ぼうかと本気で考えたが、数分後にはいつもの愛らしいデレに戻っていたので
俺も兄者も心から安心した。
・・・ペニサスは少し残念がっていたようだが、知ったこっちゃない。



('、`*川ノシ「またいつでも遊びに来てね~」

ヾξ゚⊿゚)ξζ(^ー^*ζノシ「「来てね~!」」

玄関前に並ぶペニサス達に小さく手を振り返して、俺は兄者の家を後にした。
いいと言っているのに、駅まで送るとわざわざついてきた兄者は隣で鼻歌を歌っている。

(*´_ゝ`)「~♪」

(´<_`;)「・・・はぁ」

流石は兄者の家といったところか。少し訪ねに来ただけなのに、
着いて早々ボヤ騒ぎに巻き込まれるし、嫁は変態だし、デレは隠れSなことが判明するし・・・
なんだかドッと疲れた。

(*´_ゝ`)「弟者」

顔を赤くして上機嫌な兄者が、フイに鼻歌をやめて俺の名前を呼ぶ。

(´<_` )「なんだ酔っ払い」

(*´_ゝ`)「家族ってのはいいもんだな!お前もそう思うだろ?」

(´<_` )「・・・まーな」

兄者の言葉に、家で俺の帰りを待っているであろう嫁さんの顔を思い浮かべる。
彼女のお腹には、来年出産予定の俺の子供の命が宿っているのだ。

(*´_ゝ`)「弟者も来年にはパパ者だもんな~。
子供はいいぞぉ、かわゆいぞぉ」

(´<_`*)「うっせ気持ち悪い笑いやめろ」

(*´_ゝ`)「うへへへwwwww」

お互いふざけあいつつ、駅までの短い夜道を歩く。
ほのかな明るい光りで暗い道を照らす、白い月を仰ぎながら俺は心の中で思った。



これから先もずっと、少し変わったこの家族に多くの幸福あれ。





そしてその来年に無事出産された弟者の子供が
元気な男の子のなんと双子で、親戚一同仰天させたというのはまた別の話。




終わり!



お題
・そっくりな2人
・大切な人
・火事
・一目散
・にしおかぁ~!すみこだよおおお!!

COMMENT

ニヤニヤする…この話大好きだwwwwww
流石一家愛してるwww

2008.08.22 | URL | #- [ 編集 ]

俺もニヤニヤしながら読み返したwww
流石一家良いよww可愛いよww
コレ読むと和やかになれるんだよなぁ。

2008.08.22 | URL | K. #- [ 編集 ]

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