証券 K.2nd:2008年08月11日
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あの夏の日の出来事、のようです   2008.08.11




りん、と風鈴の鳴る音がしたので、私は窓の方へと目をやりました。
するとそこには案の定、幼馴染が平和そうな顔で手を振っているではありませんか。

すでにそのことに慣れてしまっている私は、近付いてその窓を開けました。

( ><)「こんばんはなんです!」

( <●><●>)「こんばんは」

暢気な顔で挨拶を交わすこの幼馴染、名をビロードと言います。
淡いグリーンのタンクトップに膝丈のズボン、夏休みの虫取り少年を絵に描いたようなその姿に
私は僅かに口元を緩めました。
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(*゚ー゚)勝手に孤独になるようです   2008.08.11


(*゚ -゚)

どうしようもなく、泣きたくなった。
不意に、唐突に泣きたくなった。

特別な何かがあったわけではない。
今の私の心情を、上手く説明するのは困難極まれるが、
とりあえず、記してみよう。

なんというか、急に世界の何もかもが空虚に思えた。無機質に思えた。
学校も教室も先生も、道路も車も自転車も、駅も電車も人々も、知人友人家族さえも。

それはあまりに具体性のない確信なのだが、私と世界との間に絶望的な断絶を感じるのだ。
そして何より酷いのが、世界が違うのではなく、私が違うのだ。
周囲の誰しも、何しもは責められる云われもない。きっと異端は自分なのだ。

皆が同じ様に日々を過ごしている中、自分の存在がそのコミューン内で妙に浮いている気がする。
客体的に見てみれば別段そんなこともなく、結局は私の被害妄想なのかも知れない。

だが、私は私だ。
どうあっても、主体的な思考しか出来ない。
どうあっても、常に自己の価値観を基準に行動することしか出来ない。
だから、私だけではこの孤独感を拭いきれない。

ずっとずっと、永久に。

(,,゚Д゚)もういいののようです   2008.08.11



(,,゚Д゚)もういいののようです


 
 路端に少年が倒れていた。流行病に飢饉が重なるこの時世、親を亡くし行き倒れる子など、珍しくもない。
 いつものように通り過ぎようとしたが、今日のところはそうもいかなかった。

 まず目についたのは少年の妙な着物だ。袖は短く二の腕で詰められ、腰下からは別の布地が使われている。
 それから、齢は十五程度と見えるが、未だに髷を結っていないのもおかしい。

(,,゚Д゚)「……」

 関わってはならない、と反射的に思った。仏様がそう告げたようにも思えた。
 だが、しかし、私は気がつけば少年を拾い上げていた。

(,,゚Д゚)「この子を後継ぎにしよう」

 そう言い聞かせることで、仏様に背いた事を誤魔化そうとしていた。

( ゚∀゚)は救済者のようです   2008.08.11


帰りのHRが終わり、がやがやと生徒が帰り始めたある雨の日。

傘を忘れた男女二人が教室の窓際で、
止むかもわからぬ雨を眺めて話していた。

川 ゚ -゚)「そういえば昨日家庭が崩壊した」

( ゚∀゚)「へー…え?は?もっかい言って」

川 ゚ -゚)「そういえば昨日家庭が崩壊した」

この不思議ちゃんは一体何を言い出すのだろう。
苦笑いすらできないままジョルジュはそう思った。

いやちょっと違う。何を言っているのかくらいはわかる。
何故そんな重大(そう)なことをまるで
今日は良い天気ですねというようなテンションで言えるのかが今の僕には理解できない。
つまりそういうことだ。

そこまで考えを巡らせたところで、考えるだけ時間の無駄だということにようやく気がついた。

('A`)ドクオは、捨てられなかったようです   2008.08.11



ぴぴぴぴぴ

目覚まし時計が鳴っている。
俺は、憂鬱な気分でそれを止めた。
今日は学校だ。誰に、何が起きようと。

今日は学校だ。起きて、準備をしなければ。

('A`)「……」




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